健診・予防接種|おひさま 子ども・ファミリークリニック|神戸市中央区の小児科・児童精神科・発熱外来

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健診・予防接種

健診・予防接種|おひさま 子ども・ファミリークリニック|神戸市中央区の小児科・児童精神科・発熱外来

乳幼児健診

乳幼児健診では、お子さんの発育・発達の状態、気になることや病気がないかを確認させていただきます。また、育児上のご不安やお悩みをお聞きし、解決するお手伝いをさせていただきます。 保護者の方と一緒に子育てをするつもりで考え、お子さんが健康的に成長できるよう応援させていただきます。

神戸市では無料で受けていただける、4ヶ月児健診、9ヶ月児健診、1歳6ヶ月児健診、3歳児健診を実施しています。

4ヶ月児健診、1歳6ヶ月児健診、3歳児健診は、居住区からの通知が届きますので、案内に従い各区健診会場にて受診いただきます。

9ヶ月児健診も同じく通知が届きますので、神戸市の指定する医療機関で受診いただきます。当クリニックでは公費負担での9ヶ月児健診が実施可能です。月曜日・火曜日・水曜日の14-15時が、予防接種と健診の時間となっています。生後9カ月0日になる日の1か月前から、生後11か月末の3日前までの期間であれば、公費負担での9か月健診をウェブ予約から予約できますのでご活用ください。

これらの無料で受けられる健診の他に、母子手帳に記載欄のある時期での任意の乳幼児健診も承ります。公費負担のない健診では実費負担となりますことをご了承ください。

9ヶ月児健診

内容 計測、診察
対象時期 9~11ヶ月
受診票配 約1ヶ月前にお住まいの区役所より個別に通知されます。

ご持参いただくもの

  • 健康保険証
  • 乳児医療証
  • 母子手帳
  • 乳児健康診査受診票 など

予防接種

赤ちゃんやお子様は、免疫という病気に対する抵抗力がたいへん未熟です。生まれる前にお母さんからもらった免疫(抗体)も、数ヶ月経つと弱くなってしまいます。そのため、病気にかかってしまうと、重い後遺症が残ったり、命に関わったりすることもあります。

そうならないためには、予防が一番とされており、そのもっとも安全で確実な方法が予防接種です。ワクチンも医薬品の一種です。全く副作用のない医薬品は残念ながら存在しておらず、ワクチンも一時的に副反応が出る場合もあり、場合によっては健康被害が残るものもあります。

日々、ワクチンの安全性を高める工夫は重ねられておりますが、万が一、予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により予防接種健康被害救済制度による各種給付が行われます。(厚生労働大臣の認定にあたっては、第三者により構成される疾病・障害認定審査会により、因果関係に係る審査が行われます。)

ワクチンは、個人個人の感染リスを減らす目的だけでなく、集団の健康を守るための対策です。万が一、ワクチンによって健康被害が生じた場合は、その方にとっては一生の問題になります。そのようなリスクが皆無ではない状況でも、ワクチン接種を行政主導で実施しているのは、それだけ集団の健康を守ることが国を成り立たせる上で欠かせないことだからです。

ワクチン接種へのご理解をいただき、定期接種については積極的な接種をお願いいたします。なお、いくつかのワクチンについては、接種証明がないと海外渡航や留学ができない国や地域がありますのでご留意ください。

*Web予約から予防接種の予約ができるようになりました。ご活用ください。

2023年年度 インフルエンザ予防接種(2023年10月10日〜2023年12月27日 実施予定)

10月よりインフルエンザ予防接種を開始します。

成人の方への接種も行いますので、ご家族でご予約ください。

他の定期接種と同時接種も可能です(この場合はインフルエンザ専用枠外でのご予約となります)

当日の問診票記入による午後診察の遅延および待合混雑を避けるため、事前にこちらからインフルエンザ予防接種予診票PDFをダウンロードし、ご自宅で印刷・記入の上ご持参ください。

【接種期間】2023年10月10日(火)~2023年12月27日(水)予定
※2回目接種が1月になる場合は予約日要相談

【予約方法】Webより予約をお取りください(予約開始日10月2日)

【インフルエンザ専用予約枠】接種期間中の下記時間帯

  月曜日 14:30―15:00、17:00―17:30

  火曜日 14:30―15:00、17:00―17:30

  水曜日 14:30-15:00

  • インフルエンザワクチンのみの接種の場合は必ず上記時間帯にてご予約ください
  • ほかの定期接種と同時接種を希望される場合はそちらの枠(月・火・水の14:00-14:30)でご予約をお取りください
  • ワクチンの本数には限りがありますのでお早めに予約をお取りください。
  • 生後6か月~12歳の小児は2回接種(4週間空ける)が必要ですのでワクチン確保のため2回目の予約もあわせてお取りください。(1回目の接種がおわれば2回目の予約が可能です)
  • 小児だけでなく、ご家族への接種も可能です。(必ずお一人ずつ予約をお取りください)
  • 当院が初めてのかたでも接種可能です。Webからご予約ください。
  • 上記の予約枠での接種がどうしても困難な方はお電話でお問い合わせください。

 

【接種費用】

神戸市助成あり 助成なし
生後6か月~12歳(2回接種) 1500円 ※1※2 3500円
13歳以上 4000円
65歳以上 ※3 自己負担1500円 で接種可能

※1 神戸市内在住の満1~12歳までのお子様
※2 神戸市内在住で18歳未満のご兄弟がおられる方
   多子世帯の助成を受ける際にはご兄弟の母子健康手帳や健康保険証などをご提示ください

※3 神戸市高齢者インフルエンザ定期予防接種について 参照

 

【持ち物】

当日は母子健康手帳と本人確認書類(健康保険証など)、お持ちでしたら当院の診察券をご持参ください

2回目接種で助成を受ける方は兄弟の母子手帳や健康保険証などもご持参ください

 

予防接種の際には母子健康手帳をお忘れなくお持ちください。

予防接種の種類

ヒブ(Hib)

対象

生後2ヶ月から開始。3~8週間隔で3回接種します。7ヶ月以上後に4回目を追加接種して完了です。5歳未満は公費負担(無料)です。

疾患の説明

乳幼児期に髄膜炎や喉頭蓋炎など重症感染症を起こす菌です。これらの疾患は命に関わることや後遺症を残すこともある重篤な疾患です。

肺炎球菌

対象

生後2ヶ月から開始。3~8週間隔で3回接種します。2ヶ月以上後、標準的には1歳から1歳半に4回目を接種して完了です。5歳未満は公費(無料)です。

疾患の説明

乳幼児期に敗血症や髄膜炎を起こします。肺炎や中耳炎の原因菌としても多いです。
ワクチンは主に前者を防ぐ目的で行われています。

4種混合

対象

生後3ヶ月から開始。3~8週間隔で3回接種します。6ヶ月以上後、標準的には1年から1年6ヶ月後に4回目を追加します。7歳6ヶ月までに完了するようにしましょう。

疾患の説明

4種とは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオを指します。ジフテリアとポリオは国内での感染はほとんどありませんが過去には重症者が出ていました。
百日咳は乳児では重症の咳や呼吸困難で命に関わることもあります。破傷風は怪我をした傷口から菌が入り、痙攣や麻痺をきたす死亡率の高い疾患です。

BCG

対象

1歳までに接種します。ヒブ、肺炎球菌、4種混合の接種がひと段落する生後5ヶ月以降に接種することが多いです。

疾患の説明

結核を予防します。結核は成人では肺結核の長引く咳や熱が有名ですが、乳児では全身に結核菌がめぐって髄膜炎や粟粒結核という致死的な疾患を起こします。

麻疹・風疹(MR)

対象

1歳から2歳に初回接種をします。2期は小学校入学前の1年間に行います。

疾患の説明

麻疹は発熱、発疹から肺炎や脳炎などの合併症をきたす疾患で、非常に強い感染力があります。風疹は‘3日はしか’とも呼ばれた発熱、発疹をきたす疾患で、妊婦が感染すると赤ちゃんに重篤な障害が出る可能性があります。

水痘

対象

1歳から3歳までに2回接種をします。2回目は初回から3ヶ月以上、標準的には6ヶ月から1年あけます。

疾患の説明

みずぼうそうとも呼ばれるウィルス感染です。全身に水疱疹が多発し、重篤な状態にいたることもあります。帯状疱疹も同じウィルスが原因で発症します。

日本脳炎

対象

生後6ヶ月から7歳半まで接種可能です。標準的には3歳で2回(1~4週間隔)、その後に6ヶ月以上あけて4歳頃に1回接種します。9~12歳に第2期の接種を追加します。

疾患の説明

蚊が媒介する日本脳炎ウィルスの感染で、急性脳炎を引き起こします。半数程度の方が後遺症を残す、治療法のない重篤な疾患です。日本での発症はきわめて稀ですが、東南アジアなどで流行があります。

2種混合

対象

11歳以上13歳未満に1回接種します。

疾患の説明

4種混合に入っているジフテリアと破傷風について追加接種します。

ロタウィルス

対象

ロタリックス(1価)は生後24週までに2回、ロタテック(5価値)は生後32週までに3回、生ワクチンを飲みます。初回は14週までに始めて、4週以上あけます。

疾患の説明

ロタウィルスは乳児の胃腸炎を起こす代表的なウィルスです。嘔吐がひどく水分がとれなくなると脱水になり重篤な状態になります。小さい子ほど入院して点滴する必要性が高くなります。胃腸炎関連けいれんや脳炎を合併することもあります。

B型肝炎

対象

生後2ヶ月から接種できます。初回から4週以上あけて2回目、さらに20~24週あけて3回目が標準的な方法です。

疾患の説明

代表的な肝炎を起こすウィルスです。感染がつづくと慢性肝炎、肝硬変や肝ガンになることもあります。

おたふく風邪

対象

1歳から接種できます。MRワクチンと同様に1歳頃と5~6歳の2回接種が薦められています。

疾患の説明

ムンプスウィルスの感染で、発熱や耳下腺(耳の下にあるだ液腺)の腫れが特徴です。頭痛をきたす髄膜炎や難聴や精巣炎など重い合併症もあります。